夢とは「現実」との戦い

2018/01/19


渋沢栄一

次の言葉は「夢七訓」といって、明治の大実業家「渋沢栄一」の言葉です(吉田松陰の言葉という説もあります)

・夢なき者は 理想なし

・理想なき者は 信念なし

・信念なき者は 計画なし

・計画なき者は 実行なし

・実行なき者は 成果なし

・成果なき者は 幸福なし

・ゆえに幸福を求むる者は夢なかるべからず

ちなみに、こんな言葉をわざわざ紹介しなくても、「夢」を持つことが大切なのは誰でも分かっていることだと思います。
しかし一方、世の中のほとんどの人が「夢」なんて現実的ではないと思って暮らしているのも事実です。

そもそも何故「夢」というのでしょう。
「夢」の本来の意味は睡眠中に起こる体感現象の一種です。

「願い事」の意味として夢という言葉が使われ始めたのは歴史が浅く、明治時代に「Dream」を夢と翻訳したときからだそうです。英語の「Dream」には睡眠中にみる「夢」や「願望」という意味に加えて、「幻想」とか「幻」といった意味もあります。

つまりそもそも、「夢」とは現実とはかけ離れた別のものという意味あいが大きいのでしょう。

人は寝ている間に夢を見ても、目が覚めると現実の世界に戻ります。よい夢なら覚めないで欲しいと願い、悪い夢なら「夢」であって欲しいと願うのも、”夢と現実は別物”と分かっているからです。

こう考えると「夢」と「現実」は対立し、お互いを打ち消しあう関係ともいえます。
つまり「夢」を現実の世界に持ち込むことは並大抵では難しいということです。
しかし冒頭の言葉にもあるように、「夢」を現実世界に持ち込まないと幸せにはなれないことも真実でしょう。


「並大抵ではないけど、やり遂げる価値があること」

これが夢を持つということです。
それは常に「現実」との戦いだと私は思うのです。