事業の天才


孫正義

ソフトバンクの孫正義社長は学生の頃、1日ひとつの発明を1年間続けようと決意したそうです。

1年間、毎日発明をし続けると365個の発明が出来ると考えたわけです。

しかし数日でアイデアは出なくなり、計画は行き詰まってしまいます。

それでめげないのが孫さんの凄いところ。
なんと「発明するための方法」を発明したというのです。

その方法とは、

・単語カードに思いつくまま、目に入ったものをどんどん書く

・たとえば「ミカン」、「時計」、「テレビ」、「辞書」「カバン」など。

・カードが300枚ほどできたら適当に2枚とか3枚を抜き出す。

・その組み合わせが新しい商品の発想になる。

孫さんは実際この方法で「翻訳付き電卓」を思いつき、それを商品化して当時のお金で2億円近くを稼ぎます。

その後、彼は自分の会社を設立することを決意し、何をしたいのかを真剣に考えます。

「登りたい山を決める。これで人生の半分が決まる。目指すべき山を決めずに歩いては、さまように等しい。」

そう考えて、1年くらいは一切仕事をせずに事業のアイデアだけを考え続け、検討すべき40の事業をリスト化します。最終的にその中から、次の観点で参入すべき事業を決めたといいます。

1.50年間、自分が熱中できる事業であること
2.50年先まで成長の見込める分野であること
3.ユニークで誰にもできないこと
4.大きな投資が不必要であること
5.10年以内にその分野で日本一になれること

最終的に彼は”デジタル情報革命”の分野を選択し、ソフトバンクを創業します。
デジタル情報革命で人類の知恵と知識の共有を推進し、世の中に貢献することに一生捧げる覚悟をしたといいます。

ソフトバンクは創業以来いろんな事業に手をつけ、本業が一体何かさっぱり分からない会社と言われ続けてきました。しかし今振り返ってみれば「デジタル情報革命」という軸はぶれていないと言えるでしょう。

震災後はエネルギー関係の事業に手を出しているようですが、まだまだ「デジタル情報革命」は道の途中なので、その分野でますます頑張って欲しいと思います。