世界を変えると思った企業の株は買え

2018/01/19


「女房を質に入れてでも買え」

というのは株の世界の悪い冗談で、そんな事してまで株を買っても大抵は破滅します。

でも、あなたが「この会社、世界を変えるんじゃないか。」と信じる会社が、もしもIPO(新規株式上場)する機会に遭遇したなら、奥さんに一応相談してみてはどうでしょう。

冗談はともかく、そのような有望企業がIPOする時、相当割高と思われる初値(上場時の株価)がついているので買うのが怖くなります。株の専門家も「さすがに割高だろう」と勧めない場合が多いです。

でも世界を変えるような会社の株は、常識の枠を超えてどんどん上がっていきます。
世の中の景気とかもあまり関係ありません。

代表的な例を紹介すると、まずはグーグル。
グーグル株の上場以来の推移をご覧ください。

グーグルが上場したのは2004年。
世間一般的にはまだまだ無名の会社でしたが、業界筋では「世の中を変える成長企業NO1」の評価をすでに得ていました。しかし上場時の売り出し価格は85ドル。この売出価格を知って専門家は「グーグルの創業者は頭がおかしいか、もしくは酔っているんだろう」と笑いました、それほどとんでもない強気の高値だったのです。株の一般的な経験則や常識を持っていたら絶対買えない価格です。

何を隠そう私も同様で、「さすがにこの価格はないだろう」と買えませんでした。

しかし上のチャートにあるようにグーグル株は右肩上がりで急成長します。
リーマンショックの時にはさすがに大幅に下落していますが上場時に専門家が「頭がおかしんじゃないか」と笑った株価は、7倍以上に上昇しているのです。

次にアップル。


(アップル株の10年推移)

今から10年前のアップルはジョブズの復帰により、かつて身売り寸前と言われた時期からすっかり立ち直り、「すごい会社」になり始めていました。株価も最悪の時からすっかり回復し、普通の感覚ではちょっと買いにくい値段にまで上昇していました。

しかしこの時に思い切って買っていたら現在では10倍以上です。

驚きなのがiPhoneが発売された頃でも100ドル台なんです。その頃のアップルは既に世界で最も賞賛される企業でした。それでも、そのときに思い切ってアップル株を買っていたら、数年で3倍以上になっているんです。

最後に紹介するのは、日本のグリー。
上場時、創業者の田中良和さんは史上最年少の億万長者になったことがニュースになるくらい、すごい株価がつきました。IT系の新興企業がIPOする場合、上場時の初値が結局は高値だったというケースが多く、グリーについてもそんな将来を予測する批評を多く聞きました。

しかしグリーはただの新興IT企業ではありませんでした。
ソーシャルゲーム、モバイルという成長分野で世界を狙える会社のひとつだったのです。

その後のグリーの株価推移をご覧ください。

わずか2年で4倍になっています。
しかしグリーはまだ世界を変えるというほどの評価を世界的に得ていません。
今後の成長が楽しみです。

さて現在、まだIPOをしていない大物が幾つか残っています。
代表的なのが、フェースブックとTwitterでしょう。

この2社が世界を変えると信じるなら、IPO情報には気を払っておいて損はないのではないでしょうか。(でも株の売買はあくまで自己責任で)