Think Different

2018/01/19


アップルが1998年から開始した有名な企業キャンペーンCM「Think Different」

Think Different

先日、惜しまれながらアップルのCEOを辞任したスティーブ・ジョブズですが、1997年に倒産寸前のアップルに復帰したとき、アップルのブランドイメージ復活の切り札としてこのキャンペーンを大々的に展開。その後大ヒットしたiMacとともに、アップル復活の第一歩となりました。

「Think Different」
まさにジョブズの生き方、アップルという企業のあるべき姿を見事に現している素晴らしいキャンペーンだと思います。

スティーブ・ジョブズは、若い頃から人とは全然違った考え方をする人物だったようで、その根底には「世の中を変えたい、現状を変えたい」という強い思いがありました。

彼が一番最初に世の中に出したプロダクトは「ブルー・ボックス」と呼ばれる、長距離電話を無料でかけられる違法な措置です。

一緒に作った仲間は「電話代がタダになるんだから、この装置は絶対売れるぞ」と考えたそうですが、ジョブズは「この装置を売ることで世の中の情報を支配できる。つまり世の中を変えることができる」と言ったといいます。電話の通話を「情報」と捉え、「情報の流通」を自由(フリー)にすることが世の中を変えるという、いまグーグルとかがやってることを、ジョブズは1970年代、20代前半のときに考えたんです。

アップルを創業してからも、彼は基本的に「世の中を変える、人々の生活スタイルを変える」という理念で製品を考えてきました。便利な製品を作って提供しようと思ったわけではありません。

その姿勢が「パーソナルコンピュータ」が大衆化するきっかけを作り、音楽のダウンロード販売という変革を実際に起こし、スマートフォンが普及するブレークスルーを創り出したといえるでしょう。

「Think Different」とは、”人と違った考え方をせよ”ということではなく、「何かを変えたい、世界を変えたい」という理念を持って生きれば、自然と普通の人とは違った考えや行動になる。ということではないでしょうか。

クレージーな人たちがいる。
反逆者、厄介者と呼ばれる人たち。

四角い穴に丸い杭を打ち込むように、物事をまるで違う目で見る人たち。

彼らは規則を嫌う。彼らは現状を肯定しない。
彼らの言葉に心をうたれる人もいる。
反対する人も、賞賛する人もけなす人もいる。

しかし、彼らを無視することは誰にもできない。

なぜなら、彼らは物事を変えたからだ。
彼らは発明し創造した。
人の心をいやし、奮い立たせてくれた。
彼らは人間を進化させた。

彼らは人とは全く違った発想をする。
そうでなければ、何もないキャンバスの上に芸術作品はみえてくるだろうか?
静寂の中に、今までにない音楽が聞こえてくるだろうか?

私たちは、そんな人たちのための道具を作る。
クレージーと言われる人たちを、私たちは天才だと思う。

自分が世界を変えられると本気で信じる人たちこそが、
本当に世界を変えているのだから。