「デフォルト(default)」の語源


未来への投資

最近ニュースを賑わせている「デフォルト」という言葉ですが、日本語に訳すると「債務不履行」。借りている借金を期日までに返せなくなることです。

国がそのような状態(デフォルト)になると、その国の経済は破綻です。

多くの国が国債を発行したりして他国とお金の貸し借りをしていますので、当然関係する国にも多大な影響を与えますし、経済的に影響力のある国がデフォルトしたら、世界的な経済危機の引き金になります。

企業のデフォルトというのは頻繁に起きていて、大企業が債務超過で倒産したら取引先も含めて連鎖倒産など多大な影響をおよぼします。国が倒産したらその影響は計り知れません。

さて、話は変わりますが「デフォルト」というとITの世界では「初期設定」のことをいいます。ユーザーが特に設定変更しない初期の状態。つまり標準設定のことを指します。

このIT業界で使われる「デフォルト」が語源なのかどうか分かりませんが、日常生活でも「デフォルト」という言葉はよく使われています。飲み会の参加を募るとき「君はデフォルトで参加だ」とかいいますよね。

さて金融用語の「デフォルト」とIT用語の「デフォルト」は全く関連性ないかというと、実はそうでもないようです。

英和辞書で引くと「default」は次のような意味があります。

(予定試合への)不出場、不戦敗、怠慢、不履行などなど。。

「デフォルト(default)」という言葉のベースにあるのは「人が行動を起こさない」、「人がやるべきことをやらない」

という意味があるようです。

これがITの世界では「ユーザーがやるべき設定や入力をしない状態」
金融の世界では「返すべきお金を返さない(債務不履行)」

になるということでしょうか。

ということになると、

「彼は飲み会にデフォルトで参加だ」

というのは一体何なんでしょうね(w)