ソーシャルゲームとパチンコ産業


未来への投資

パチンコ産業の市場規模は20兆円と聞きます。
年々規模は低下しているそうですが、それでも桁外れに大きい市場です。

このパチンコと、現在成長著しいソーシャルゲームは結構似ていると思っています。

暇をつぶしたい人々をターゲットにした娯楽産業。
お金で買うのはいずれもバーチャルなもの(パチンコの玉、仮想の戦闘服とか釣竿とか)
おそらくどちらも、いかにユーザーにお金を使わせるかを徹底的に考えた設計をしている。

昔は主婦がパチンコにハマって月に数十万使っているという話がよく聞かれましたが、ソーシャルゲームでも主にハマって月に10万、20万と使うのは主婦だそうです。

あえて両者の違いを探すと、パチンコは一応ギャンブルで投資金額を上回るお金が戻って来る場合がある。(だけどほとんどはトータルで負けている)。ソーシャルゲームはギャンブル性はなく、友達と競いあって勝ったり自慢することが投資の大きなモチベーションになっている。

どちらのビジネスも「クール」とか「社会に貢献している」とは思われず、どちらかいうとダーティなイメージや批判がつきまとっています。しかし儲かることは事実で、一昔前は長者番付にパチンコチェーンのオーナーとかパチンコ台メーカーの社長がよく顔を出し、最近ではソーシャルゲームのプラットフォームを提供する会社が、球団を買ったり海外の会社を買収しまくっています。

ちなみにソーシャルゲームの市場規模は現在約1000億円といわれています。
パチンコ産業の20兆円をもし喰うことが可能なら、ソーシャルゲームの未来はとても明るいといえます。

両者に共通するビジネスモデルは以下の3つでしょう。

・暇つぶしに熱くなれるものに人はお金を払う。
・熱くなると人はお金の感覚が麻痺する。
・ちょっとずつお金を投入させることがコツ

この3つを基軸にすると、他にも死ぬほど儲かるビジネスが誕生するかもしれません。

最後に考えたんですが、法規制を変更してパチンコビジネスがネットで展開出来るようになったら(このギャンブル性も含めて)、20兆円どころではなくなるのではないでしょうか。もちろん国が疲弊するので政府は絶対やらないと思いますが、反対に考えるとソーシャルゲームの世界にも今後なんらかの規制が入る可能性は否定できません。