7年前の世界と7年後の世界

2018/01/19


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2020年の東京オリンピック開催が決まりました。

多くの歓喜や祝福の声とともに、

「7年も先の話。日本が、世の中がどうなってるか分からない」っていう声もたくさん聞かれます。

というわけで、今から7年前と現在では世の中がどう変わったのか、ちょっとだけ考えてみました。

今から7年前というと西暦2006年。

すでに多くの家庭に液晶テレビはありましたし(高かったけど)、DVDレコーダーも普及していました。もっともメーカーがシャープやパナソニックからサムソンとかに変わってしまった家庭もあるでしょう。

2006年頃にも若者の車離れは深刻でしたが、一方ではハイブリッドカーが人気を博し、トヨタのプリウスは販売台数の上位常連になっていました。そして今も7年前も軽自動車は若者に大人気です。

日本ではとっくの昔にインターネットは普及しており、携帯電話もほぼ100%普及していました。しかしアップルのiPhoneはまだ発売されていな いので(発売は翌2007年)、スマートフォンはほとんど普及せず、日本では誰もが世界一高機能な携帯電話(今でいうガラケー)を持ってパカパカしていま した。

ゲームの世界では、任天堂のDSが販売台数1000万台を超え、次世代家庭ゲーム機といわれたWiiは2006年に発売されました。その後スマート フォンの普及によって、家庭用ゲーム&携帯ゲームはスマホのソーシャルゲームに主役の座を奪われましたが、それを提供する企業の隆盛と衰退こそあれ、人々 のゲームに対する意識とかスタイルがそんなに変わったとは思いません。

2006年、世界的に流行した言葉に「Web2.0」があります。

情報発信の中心が個人になると言われた時代です。

アメリカの雑誌TIME誌が毎年発表する「Person of the Year(今年の人)」の2006年版は「YOU(あなた)」でした。日本でも梅田望夫さんが書いた「Web進化論」が大ベストセラーになりました。

この時期、Facebookはまだ日本で無名でしたが、既にmixiが大きな人気を集めていましたし、「はてなブックマーク」や「クックパッド」などに代表されるソーシャル系Webサービスも既に認知を得ていました。

ブログもとっくに市民権を得ており、2006年には芸能人からごく普通の人々まで多くの人が、無料のブログサービスを使って日々情報を発信していました。

私の話だけでいうと、既に2006年頃には新聞は全く読まず、ネットだけで情報収集には充分事足りていました。

事件とか世情でいうと、2006年といえばあの「ライブドア事件」が起きた年です。

その後、新興企業の株が暴落したりネットビジネスは虚業という風潮が高まりましたが、その後のリーマンショックも乗り越えて、現在再び、世界的に株 式ブームが起きていますし、ネットベンチャーもたくさん生まれつつあります。だからビジネスの世界もそんなに変わっていないといえるでしょう。

2011年、東北で大震災が発生しました。

日本はもう終わりだ、東京は遷都すべきだ。
当初はそんな話もありましたが、今日では日本の総理大臣が「もう絶対大丈夫。全く問題なし」と言い切って、オリンピックを日本へ誘致するくらい、(実際はどうだか知りませんが)、表面上は元に戻っています。

結論をいうと、この7年に起きたことは、主役となる企業の入れ替えは大きく進んで、日本企業の多くはちょっと苦しい立場に追い込まれたけど、我々一般人の意識とか生活スタイルに大きな変化はなかったということです。国政を担う政党も1回変わったけど、元に戻ったしね。

あえていうと、2007年以降のスマートフォン普及は大きなインパクトですが、どちからというと主役となる企業が変わっただけで、人々の生活スタイルにそんなに大きな変化は与えていないように思います。

いろいろ書きましたがいかがでしょう。
なんか「つい、このあいだのこと」って気がしませんか?

7年という時間は意外に短く変化もなく、2020年なんてきっとすぐにやってきます。