レガシィとの別れ

2018/01/19


約7年間、人生を一緒に過ごしてきた愛車、レガシィ(スバル)と別れることになりました。

レガシィの前も同じくスバルのフォレスター、インプレッサーに乗っていたので、もう10年以上はスバルの車と過ごしてきたことになります。

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(7年間付き合った2台のレガシィ)

 

人生を過ごすとか大袈裟かもしれないけど、私にとって車は大切な相棒の一人です。

基本電車に乗るのが大嫌いなので、通勤はもとよりどこに行くにも車で行きます。

休みの日でも暇を見つけては目的もないのに車で出かけます。

たぶん人生のかなりの時間を車の中で過ごしてきたんじゃないかと思います。

免許をとってから所有した車は数えたら12台でした。

ほとんどが中古の安い車。中には半年くらいで手放したのもあって、メーカーもバラバラ。かなりの浮気性です。

そんな自分がここ10年ほどはスバル車を乗り継ぎ、すっかりスバルの魅力に取りつかれていました。

スバル(富士重工業)の一体何がいいのか?

ここ数年、スバルは大躍進してブランド力も大いに高まっていますが、もともとはマイナーで地味、マニア向けの自動車メーカーでした。

少し専門的な話をすると、スバル車は幾つかの車種がありますが、基本的にはどの車にも2つの技術が使われています。

 

・水平対向エンジン

・フルタイム4WD(四輪駆動)

 

スバルは40年以上、この2つの技術だけに磨きをかけてきた自動車メーカーと言っても過言ではありません。

世界的にみると、水平対向エンジンはポルシェの代表車種に長年使われています。量産車で水平対抗エンジンを搭載しているのは事実上、ポルシェとスバルだけです。

フルタイム4WDといえばアウディ(クアトロ)が有名ですが、かつては非常に高価な車でした。

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スバルはこの2つの難しくコストの高い技術を高い次元で融合させ、誰もが手の届く車種に搭載したんです。

やがて1989年に発表したレガシィで大ブレイク。

レガシィはその後のスバル躍進の原動力になりました。

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(初代レガシィ)

 

車に興味がない人にはほとんど意味不明な与太話だと思いますが、スバリストと呼ばれる人々は、上記のようなスバルのこだわりや歴史に共感し、スバルの車を乗り続けるんです。

実際レガシィに乗ると分かると思いますが、水平対向エンジンのスムーズな回転とフルタイム4WDによる高速安定性など、他の車にはない独特の乗り味があって、とにかく運転していて気持ちがいいです。

私が車に求める最大条件は、運転していて気持ちがいいかどうか。アクセルを踏むと、踏んだだけエンジンが回って気持よく加速。直進では安定し、曲がりたいときは思うように曲がる。断言できるのは車の値段とか大きさに関係なく、車によって気持ちいい車とそうでない車ははっきり分かれます。それは誰が乗ってもはっきりと分かります。

 

それだけスバル車、とりわけレガシィに惚れ込んだ私が、なぜ手放す気になったのか。

一つ目の大きな理由は、次に買うべきレガシィが無くなったことです。

ここ数年、レガシィは圧倒的に北米市場で売れています。なので最新のレガシィは完全に北米をターゲットにし、アメリカ人好みのスタイル、乗り味を採用しています。

結果、昔のレガシィらしさは無くなって、今や大きな高級サルーンという感じです。

そしてスバルは遂に日本でのレガシィ販売を中止し、日本ユーザ向けにレガシィの後継車であるレヴォーグを発表しました。

日本のレガシィファン向けのレガシィ後継車=レヴォーグというわけです。

しかし、そのスタイルやスペックを見る限り、今乗ってるレガシィ(BP型)とたいして変わりません。

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※レヴォーグ(左)とレガシィBP(右)

 

そんなわけでずっとモヤモヤしていた時に、昔から一度は乗ってみたいと思っていた外国車が、あらゆるところで大絶賛されているのを目のあたりにしました。

ひとつの車に対して、ほとんど全ての自動車評論家が手放しで大絶賛するような状況は聞いたことがありません。

そしてその車は、輸入車として初めて日本カー・オブ・ザ・イヤーにも輝きました。

フォルクスワーゲンゴルフ(7代目) 7C47B2645CCBBCB4CF4B5EBE10E91

まさにゴルフは、次に乗るべき車を見失っていた私にとっての救世主だったのです。

というわけで半分勢いでゴルフを契約。今月中にレガシィとはお別れです。

しばらくスバリストから離れることになりましたが、またいい車が出てきたらいつかは戻りたいと思います。